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Summilux比較

Summilux35mmの比較です。
Summilux35mmは僕が知っている限り4つの種類があります。
1) 1961 ~ 第1世代 シルバークロームのレンズ(眼鏡付きも有り)
2) 1966 ~ 第1世代改良版 ピントバーにロックあり、無しのバージョンあり。
3) 1990 ~ 第2世代 非球面レンズ採用 手磨きによる非球面。生産本数1600本
4) 1994 ~ 第3世代(現行) 非球面レンズ採用 機械磨き

今回は1)と3)の比較なんですが。。。 あいかわらず比較の仕方が下手です。
そもそも比較の為に撮った写真のデータをメモしていないところが駄目。
文系なんですよ。

まずは第1世代
Summilux比較_e0088650_18572664.jpg

そして第3世代
Summilux比較_e0088650_1858294.jpg

両方とも絞りはF4.0だったと思います。。。

いやぁ、普通ね、Summiluxの世代比較をするって言ったら、
開放付近の滲みっぷりを比較したり、逆光でのコーストを比較したり
しますよね。そういうのもやってみます。

でも、普段良く使うF4.0とかF5.6での比較って、「使うレンズ」としての
判断として必要なんじゃないかなって思うんですよね。
カメラ雑誌の比較ってそのレンズの特徴が出るようにするけど、
やっぱりそのレンズが7割位使われる環境下での比較の方が
ありがたいと思います。つまり普通の光の下、絞りはF4.0 ~ F8.0位。

って比較企画に失敗した言い訳をしています。。。

一応、上の2枚の比較コメントを。。。
第1世代の方が、ピントの幅が薄い気がします。またトーンのラチチュードの
許容範囲も狭い。周辺も光度が落ち気味。よって中心部からどんどん
暗くなっていき、どんどんボケて行く。逆に言えば、ピンと部分を中心に
立体感のある絵ができるのかな。

第3世代は許容範囲が広いし、ピントの幅も余裕がある。よって
現代的な写りと、典型的なライカレンズの写りのいいトコ取りをしている
感じがします。使いやすいレンズでしょうね。どんな絞りでも頼りになる。
そんな感じがしました。

第1世代 初代GT-R
第3世代 R32 GT-R

って感じかな??? 
by minoruman | 2007-03-25 19:02
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